抜け毛の季節

3月末、あぴちゃんの体調がおかしくなる。
下痢をしていた。
だんだんひどくなって、しまいには液体の便をだしていた。
そして、変なニオイ。
病院に連れて行って、点滴などをしてもらった。
大腸炎。
原因は…、ストレスかも。思い当たることあり。
デリケートなあぴちゃん。
お医者さんに「今日の夜は腸を休めるために絶食させてね」と言われた。

帰りの遅いやっちゃんが何も知らずに
エサをやってしまってはいけない、と思い、
あぴちゃんの茶碗の上に
「医師の指示により絶食中」と大きく書いた紙をかぶせておく。

遅くに帰ってきたやっちゃんに自慢げにそれを見せると、
「ばかじゃない?」と言われた。
「だって、やっちゃん帰りが遅いから、
知らずにエサをやっちゃったらいけないじゃん」と私。
「あぁ、俺宛に書いたんだ」とやっちゃん。
そんな、ネコ宛に書くわけないでしょう。いくら私でも。

医者に貰ったシロップの薬は、あぴちゃんには大不評でした。
口のはしからシロップを飲ませると、べろりべろりと液体のまま吐き出し、
首をふってまき散らし、あとはよだれとともにダラダラと吐き出し。
かわいそうなので、もう薬はやめました。

２~３日したら、ふつうの便がでるようになって、
だんだん元気になってくれたあぴちゃんでした。