家族のこと

子ども会、本当のことを言ったら、理事になんてなりたくなかったし、
時間もとられるし、こんなことやりたくないです。

でも、やりたくない、やらされている、と思いながらやっていたら、
自分自身も、まわりも、不幸になる、と思って、
それよりも、学べることやいい出会いだってある、って
気持ちを切り替えることによって、なんとか頑張ってきました。
（まだ、はじまったばかりなのですが…）

なのに、今日、言われてしまいました。
実家のじいちゃんに。
「あやさんは、子ども会のことばかりで頭がいっぱいで、
子どものことを放ったらかしだ。
ぽんちゃんは、良い子だからガマンしているけれど」と。

やらなきゃいけないことは、やらなければまわっていかないし、
私は他人にくらべると相当抜けているので、
よほど気をつけないと、沢山の人に迷惑をかけることになる、と思って、
いつも注意深く資料もよく読んだ。
そこまでやらないと、一人前の仕事ができないと思って。

じいちゃんにそう注意されて、
私は、「何もやりたくてこんなことをやっている訳ではない。
それでも、やらなくちゃいけないから、気持ちを切り替えて
前向きにとらえて頑張っているんだ」と、言いながら感情が高ぶり、
そのままわっと泣いてしまった。

それを見たじいちゃんは、
「その態度はなんだ!」と私に怒鳴りつけた。

もう、私も何が何だかわからなくなって、
言いたいことを言った。

つらかった。

私の家族に対する配慮がないから、
家庭が崩壊してしまったのだ、と言われた。

たしかに、そうだ。
言われたとおり。

でも、私なりに頑張ってきた。
人より、鈍いし、やることも遅い。
疲れやすいし、他人が当たり前にできることが私にはできない。
でも、私なりに何とかしようと頑張ってきた。

でも、ダメなんだ。
それだけでは、ダメなんだ。

じいちゃんに
「ありがとうございました」と言い、そのまま泣きながら帰ってきた。
どこまでもダメな自分に、
家族に対して、何もやれていなかった自分に、
でも、それでいっぱいいっぱいだったこと。
もう、死にたい。
そう思った。
だけど、生まれてきたからには、生きて行かなきゃいけない。

がんばってはみる。
やってみる。
死んでしまってもいいと思いながら、がんばってみる。