指

ちょっと前、やっちゃんの会社に、名前も姿も美しい女子社員が入ってきた。
彼女が挨拶したとき、その部署の男性社員はみんな思わず席を立ってお辞儀したそうだ。
「その中で俺だけは席を立たなかった」とやっちゃん、自慢げ。

それから数ヶ月、ことあるごとに「○○さんは…」「○○さんは…」と、
何かにつけてウキウキと言う。
やっちゃんのネタなんだろうと「ふーん、良かったね」と
適当に付き合ってきましたが。
はっきり言って、もう、あきた。このネタ。


mieさんの指先は、いっこうに良くならず、
もう１０日以上、ピアノを弾いていない…。
今月末に「進級説明会?」で幼児科の子達の前で自作曲を弾く予定だったけど、
もう間に合わないかも…
創作レッスンにも、もう間に合わないなぁ…
ピアノを「ただ弾く」だけならできると思うけど、
「表現する」のには、あの指ではちょっと難しいかも。

mieさん、この前のコンクールですごくいい感じになってきて、
「これから」だったのに、
なんか、いいところでぷつんと切れてしまうなぁ…。
やっちゃんが「そういうのも実力がないってことじゃない?」と言う。

指…、いまの調子だと、いつ治るかわからないなぁ…。
次のコンクールに間に合うのだろうか…?