上には上がいっぱい! [ピアノ]

昨日は、友だちの娘さんが出演する「受賞者コンサーと」というのに行ってきました。
mieちゃんとは違う楽器店です。

コンクールで受賞した子たちが出るので、みんな上手でした。
二部の最後に弾いた高校生のおねえちゃん、すごかったです。

うまい子はいっぱいいるよね、と思いました。
あと、学年が上がると差はひらくなぁ、というのが私の感想でした。

友だちの娘さんはとても上手で全国レベルなのですが、
3人くらい前に弾いた子は、もっとすごい子らしいです。
「格がちがう~」と言う友だち。

私から見ると「いや、きみの娘さんもすごいですから!」という感じです。

(娘さんはmieちゃんのひとつ下なのですが)
「いつかは追いつきたい」とmieちゃん。

帰りの車で、mieちゃんがこんなことを言った。
「ああいう(特にじょうずだった)子の方が、意外と忙しかったりして時間がないのかも。
人には平等に24時間与えられているのだから、
ああいう(特にじょうずだった)子と、うちとの違いは何だろうと考えた。
だから、もっと頭を使って練習しようと思う。
時間を有効に使おうと思う。」

[ぴかぴか(新しい)]mieちゃーん![ぴかぴか(新しい)]
きみ、いったい誰の子なの?
なんで、そんなに立派なこと考えられるの?
びっくり感激な私でした。

ピアノ習うってことは、ひとつのことをコツコツやるってことは、
音楽のことを知るだけじゃなくて、
こうやって、人生の大事なことまで教えてくれるんだね。

頭をつかって [ピアノ]

土曜日はホームレッスンでした。
あまり弾けていない、練習もあまりできていない状況に先生が
「何とか家にピアノをもってこられませんか?」と仰ったとき、
こらえていたmieちゃんの目から、涙がポロポロとこぼれ落ちました。
間近で、mieちゃんの頑張りを見ている私は、そんな姿を見るととても切ない。

でも、ピアノを家にもってくることにやっちゃんは反対だし、
家はせまいので置き場所も悩むし(工事が必要)、
持ってきたとしても、環境がいいとは言えない。
悩みます…。


mieちゃんと、話し合って、
まずパパを納得させるには、言葉では何度言ってもダメなので、
態度で…まず自分たちが変わることによって、分かってもらおう、と決めました。


おじいちゃんの家では、マシンの間(過去の日記、音問題より)は、
やっぱりピアノを弾かないことにしました。
先生も「雑音の中では絶対に弾かないで」と仰ったそうです。
マシンの間は、ワークをやることにしたのです。
だけど、弾かないと「やれることは家でやれ」と怒られてしまうかも知れない…、
と思ったのか、mieちゃんはピアノの譜面台でワークをやるという気のつかいよう。

時間も、限られてくるので、
次のレッスンまでにどれくらいの時間がとれるのかをノートに書き、
その時間の中でどこまで出来るようにするのかを考えることにしました。


「時間が限られる」「思ったときに練習できない」など、
一見、マイナスなのだけど、
「限られた時間を有効に使う、頭を使う」
「マシンの間に音楽や作曲家についての勉強ができる」
など、プラスになることもあると思う。

いっしょに乗り越えよう、mieちゃん。

バランスが大事 [ピアノ]

グレードの結果がきました。
6級。
全く予想通りでした。

初見のBは、ちょっと残念。
約半年間、初見の練習を、毎日、コツコツやっていたので
Aがもらえたら本人にとって、もっとすごい自信になったのになぁ。
試験官の先生、きびしいヮ。
だけど、超苦手な初見をよく頑張ったと思う~。
随分、楽譜も読めるようになったのではないかな?


新学期になったので、5月からの個人レッスンの時間を
他のお母さんたちと話し合って決める。
すんなりと決まる。二ヶ月毎のローテーション。

他のお母さんたちと話をしていて、
下のクラスの子で、すごい気合いの入ったお母さんと
とても頑張っている子どもの話を聞く。
コンクールでもうひとつ上にいったのだけど、
それが終わってそのお母さんががくっときてしまった、という話。

気持ちは、少し、私もわかる。
そこまで激しくないけれど。

「賞は、頑張った事へのご褒美で空から降ってくるもの」と
先生は以前仰っていた。
私も、そんな風に思っている。
賞をとるためだけのピアノになってしまうと、
お母さんも子どもも苦しいだろうなぁ、と思う。
どちらかに、わーっと、傾きすぎるのは危ないし、苦しいことだ。

バランスって大事だなぁ、と思う。

ピアノはおけいこ事だけど、
(普通の子だったら)練習しなくては絶対にうまくならない。
練習は楽しくない。
だけど、音楽は楽しむもの。
mieちゃんがピアノを習い始めて、
このバランスをとるのが一番たいへんだったのかも。
これからも、それがたいへんなのかも。

厳しい先生のところでピアノを習って、
ひとつ奥にある音楽のたのしさ、は知ったと思う。
でも、まだまだ入口~。
音楽って深いねぇ。


↑でこんなことを言っておきながら、
ESの曲が決まり、また練習をたくさんしなきゃ(させなきゃ)いけないのかと、
内心「もういいわ[ふらふら]おなかいっぱい」と思う私。

音問題2 [ピアノ]

mieちゃんは、自分の家にピアノが置けないため、
毎日、近くのやっちゃん実家に弾きに行っている。
車で片道10分くらい…。

実家では、夜、おばあちゃんが健康の為にウォーキングマシンに乗っていて、
そのマシーンが日に日に壊れ、今ではけたたましい音をたてて…。
だいたいどれくらいの音かというと、
1メートル離れると相手が何を話しているかわからなくなるくらいの音です。

おじいちゃんには「そんなことを気にしないで練習できる子になれ」と言われてしまったのですが、
そんな中で練習をしていたら、耳が悪くなるような気がして…。

mieちゃんと話し合った末、
おばあちゃんがマシンに乗っている間は(だいたい30分強)、
勉強をしたり本を読むことにしたのでした。

おじいちゃんも、おばあちゃんも今までずっとmieちゃんの練習に気をつかって
テレビを見るときにヘッドホンまでしてくれているのだし、
そもそも、おじいちゃんとおばあちゃんの家なのだし、
おばあちゃんの楽しみを奪ってはいけない、と思って。

私なりの平和的解決方法だったのですが…(ここまで、二月末の日記の内容です)


ほぼ一ヶ月がたった3月末の日。
おばあちゃんがマシンに乗っていたので、
mieちゃんが読書しようとしたところ、
おじいちゃんがmieにむかって
「家でやれることは、家でやれ。こういう時でもやれる子になれ」と
ピアノを弾かせようとするのです。

おじいちゃんとしては、
どんな環境でもやれるような根性と集中力のある子になってほしい、という思いからのようで、
かえってその騒音のなかで弾かせたいようでした。

学校の勉強とかなら、例えば、受験勉強であったとしたら、
そういう中でもやれる、と思うのです。
でも、騒音の中でピアノって、耳に悪くないかな?大丈夫なのかな?と思ってしまうのです。

どうやったら、おじいちゃんにわかってもらえるのか…、気が重いです。
今までの感じからして、わかってもらえなさそうです(T_T)

今、自分たちの家にピアノを持ってきてしまう、というのもひとつの解決方法ではあるのですが、
工事しないとそれは無理で、
工事…、お金がかなりかかるので、また難しいのです。
家の名義のこととか、いろいろややこしいのです。
私としては、お金がかかってもいいから、家に持ってきてしまいたいです。

それが、今考えられる一番の平和的解決方法かも…(T_T)

mieはピアノが好きで、毎日一生懸命練習しているので、
余計な心配なく、思う存分弾いて欲しい、と思うのですが…。

あと少し~ [ピアノ]

mieちゃんのオーディション、終わりました。
出来は…うーん…でした。
自作曲は二カ所も間違えて止まってしまったし、
音もなんだかこもっていました。
モチーフ即興も、うーん…な出来でした。
でも、とりあえず弾けてよかった…。
面接は、ハキハキときちんと答えるmieちゃんでした。

面接の終わりに、
「担当の先生とレッスンの時間はこれまで通りでいいですか?」と聞かれたので、
たぶん、大丈夫かなぁ…、と思うのですが…、大丈夫だといいなぁ。

とにかく、ひとつ終わった。


今週末には、グレードの試験があります。

今日はグループと個人レッスンがありましたが、
グレードができていないので、(できていない)他の子と4人で
(出来ているけど自主的にの子1人と)、おのこりでした(T_T)
家に着いたら10時…。

あとちょっと、がんばらなくては…。
早くおわってほしい~。
全員合格しますように~。

二言はないよね [ピアノ]

今日もおじいちゃんちにピアノを弾きに行った。

今度の日曜日、mieちゃんは作曲コースのオーディションがある。
「日曜日だからね。そのつもりで練習してね」とmieちゃんに声をかけていると、
「何かあるのか?」とおじいちゃん。
作曲のオーディションがあることを伝えると、
「金曜日と土曜日は出かけて家にいないから悪いけど練習はできないよ」と言われてしまった。

えぇーーっ。ど、ど、ど、どうしよう~(T_T)

家に帰って姉に電話。
姉の家のピアノかしてもらえないかな~、と思って。
でも、mieのいとこ君が卒業式なので無理、とのことでした(T_T)
そりゃあ、家も遠いし、無理なお願いだしね。

じゃあ、楽器店のピアノをかりる?それも、できればしたくないなぁ。

で、明日、やっちゃんから、
おじいちゃんに鍵を貸してもらえるようにお願いしてもらうことにしました。

あぁ、家にピアノがあったらなぁ…。
ぶちぶちと言う私。
「床の間をつぶしてピアノを置こう」
「グランドピアノ買っちゃおうかな」などと
ほとんど無理なことをやっちゃんの横でぶちぶちと言い続ける。

するとやっちゃん、
「マスタークラスに入れるくらいのレベルになったら買ってもいいよ」と
(ぜったい無理だと思って)軽~く言うではないですか。

すかさずキラーンと私の目が光りました。
「本当に?」
「うん、いいよ」とやっちゃん。
「本当に?男に二言はないよね。一筆書いて」
「男に二言はないから一筆書く必要ないでしょ」とやっちゃん。
「ダメダメ。あとになったら、あれこれ言って逃げるじゃん」
「二言はないと言っているのにわざわざ書くのがいやなの」

ほとんど無理矢理、いやがるやっちゃんに一筆書いてもらいました。

「約束は守ります、って言葉も書いてもらって」とmieちゃん。

条件は「○○大会のファイナル出場」とか、
そうとう険しい道、みたいなものばかりなのだけど、
「やってみせる」とmieちゃん。
モチベーションあがるわぁ…。

音問題 [ピアノ]

自分の家にピアノが置けない(狭い&畳)ので、
近くのおじいちゃんの家へ毎日ピアノを弾きに行っている。

おじいちゃんの家では、おじいちゃんもおばあちゃんもmieちゃんの練習に気をつかって、
テレビを見るにも音が出ないようにヘッドホンまでしてくれている。
申し訳ないし、ありがたいことと感謝している。

体の弱いおばあちゃんの楽しみは、
録画した「はなまるマーケット」を見ながらウォーキングマシンに乗ること。
外の散歩が、できないから。

このウォーキングマシンが日に日に壊れてきた。
今ではけたたましい音をたてている。
雑音と騒音の間くらい。
うーん…、騒音の一歩手前。

でも、私はあまり気にしていなかった。

それが、最近のある時、mieちゃんがトイレに行っている間に私がピアノを弾いてみたら…。
とても、ピアノを弾く環境ではない、ということに気づいた。
この音を聴きながらピアノを弾いていたら、耳が悪くなる、と感じた。
たぶん、普通にテレビを流していても音は聞こえないと思う。
おばあちゃんは、mieちゃんのために気をつかっているヘッドホンのおかげでテレビの音がきこえていると思う。

でも、ウォーキングマシンは体の弱いおばあちゃんの命綱みたいなものだし…。
毎日、こんなにmieちゃんのために気をつかってもらっているのだし…。

家でやっちゃんと、どうしたらいいか、相談して、おじいちゃんに言うことにした。

私が家にもどっているときに、mieちゃんがおじいちゃんにいった。
すると「そんなことを気にしないでやれる子になれ」とおじいちゃん。

そういう集中力みたいなものは大事だと思う。

学校の勉強だったら、それでいいと思う。
でも、ピアノは…耳を使うんだよね…。
ピアノの練習をするのに「そんな音を気にしないでやれる子になれ」というのは、
「豆電球でも暗さを気にしないで勉強出来る子になれ」と
言っているようなものじゃないのかな…、と思ってしまう。

って、おおげさ、私。

mieちゃんの練習の音だって、おじいちゃんやおばあちゃんにとってみたら騒音だし。
お互い様なのだから、相手の気持ちを考えられる子になれ、という事だよね。

家にピアノが置けるのがいちばんいいんだけどな…。
時間ももっと有効に使えると思うし。


ひとつ終わった [ピアノ]

mieのコンクール、終わりました。
努力賞をいただきました。
うれしかったです。

本人も私も、もう少し上の賞がもらえるかな?と思っていたので、
悔しい気持ちもあります。
でも、もらえてよかった。どのへんに位置しているのかもわかったし。

母から見ると、(またしても親ばかですが)
同じ曲を弾いた中ではmieがいちばん良かったです。

でも…、
磨き上げたつもりでも、まだ、甘いところがあったのだと思います。

同じクラスの仲間と笑顔で別れ、
帰りの車で、ふたりで、今日の感想を話し合う。
そしてmieは、携帯電話でパパとおじいちゃんに結果を報告したあと、
「おなかがすいたから、なきたくなった」と言ってしばらく泣いた。

読譜力は弱いし、指もうごく方でもないし、音感が特別いいわけでもなく、
努力と根気だけで勝負のmieちゃん。
それなりにがんばってきたんだけどね。
なかなか日の目を見ることができません…

しょんぼりしていましたが、
ピアノは続けるのだそうです。ピアノは大好きなのだそうです。

成長 [ピアノ]

レッスンの終わり近くで、今日も先生が「どうぞ」と言ってくださり教室に入りました。

先生に「音を聴きなさーい」と注意されながらピアノを弾くmie。
くーっと演奏に入り込んでいる。音を真剣に聴いている。すごく集中している。
なんか、急にぐっと良くなった感じがしました。
圧倒されるような集中ぶりでした。

もう、私では分からないところまでいってしまったので、
あとは、先生にお任せして、本人の感覚を信じて、私は見守るのみです。
本番まで、元気でがんばってほしいです。

本番、心から楽しんで弾けるといいね[るんるん]

母はかげから応援 [ピアノ]

先週、風邪で休んだので、
二週間ぶりの、今年二回目のレッスンでした。

レッスンの終わり頃に「おかあさん、入ってください」と言われ、
教室の中でレッスンの様子を見る。

コンクールの曲をやっていました。
体をつかって弾く、とか、脱力とかを注意されていました。
簡単になおるものではなさそうです。

いろいろと注意されながら、
眉間に少ししわをよせながら必死に弾いているmie。
大きい子みたいに見えました。
がんばっているなぁ、とか
いろいろ考えて見ていたら、涙がでそうになりました。


さて、学校で、合唱の伴奏をする子を決めるためのオーディションがあり、
それをやりたい、と、ひそかにがんばっていたmieですが、
今日のレッスンで先生に「やりたいです」と報告したら、
「(コンクール直前だから)やめておいて!」と即、却下されておりました。

ショックだったみたいで、帰りの車の中、
「何のためにピアノを習っているのかわからない」と、こっそり涙を流していました。
私も、いっしょに切なくなりました。

家にもどってから、
同じくオーディションを受ける予定の友だちのお母さんに、
(別件で)メールしたついでに「mie、合唱の伴奏、先生にみてもらえないんだ」と書いたら、
「うちも発表会の譜読みができずオーディションどころでありません」と返事がきた。
あはは、どこも一緒だ。
仕方ないよね、YP本番直前だし、今回は縁がなかったんだ。
そんなに、切ない気持ちになることでもなかったな…私。
切ない気持ちが、すうっと、なくなっているのに気づいた。

あ、でもオーディションは受けるそうです(^_^;)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。